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看護師さん ⁡

昨日、2回目の抗がん剤治療を終えました。
副作用についてのお話しは担当医より親切丁寧に受けていました。
実際に自分の身体を通しての経験は言葉とは全く別次元のものでした。
当たり前のことです。
でも、副作用は過ぎ去っていくものと信じ、堪えていきます。

入院生活を通して目の当たりに感じたこと。
大学病院には多くの専門分野の科と人材が存在します。
僕の入院している科は「化学療法科」という分野で治療と医療研究のステーションです。そこにも何人もの医師、博士、薬剤師さん、カウンセラー、リハビリスタッフの方々が走り回っています。
いつも顔を見に来て下さる皆さんの自信と決断力を備えた人間性を眩しく嬉しく思います。

でも、僕がいちばんこの方たちの凄さ、尊さ、有難さを感じるのは看護師の方々です。
医療は医師、博士、薬剤師の方々の力で成り立っているかもしれません。
しかし、治療を実体験で引き上げ生きる力を与えてくれているのは看護師の方々です。

命を預かる重圧。自分の身を捨てなくてはならない時もあるでしょう。
夜勤の苦労もあります。プライベートの時間が曇る時もあるでしょう。

もしも、看護師さんがこのコメントを読んでくれていたら僕は言います。
心身から皆さんの愛情と貢献に感謝だけではすまないものを捧げさせて下さい。

僕は行政の人間でもない、医療従事者でもない心を持った一人の人間です。
自分に出来ることで何かこの方たちの為にして差し上げることはないだろうか。
この方たちが離れてしまったら、倒れてしまったら病院という施設は間違いなく消えていきます。

医療の進化はもの凄いスピードで進化を遂げていると言います。
しかし、その裏ではどれだけの看護師さんが生命を掛けて堪えているか。

何をして差し上げられるのか。
出来るところから始めればいい。
彼女たちが僕たちに貢献してくれていることを当たり前だと思うな。いつも心に刻んでいます。